水槽を通販でお届けします【幸水舎】お洒落なインテリア水槽やめだかなど
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店長日記:618
カミハタ探検隊 249
2012年02月07日


         
              text & phot/神畑重三 協力/神畑養魚(株)

 危うくゲリラの住む島へ


「日本人なら日本の煙草を1本ご馳走してくれないか」とすっかり友好的になってしまった。この警備員に止められなかったら、ノコノコとゲリラの島へ行ったに違いない。それこそ「飛んで火に入る夏の虫」になるところであった。
その後、彼らが「安全だ」という入江の方にボートを進め、そこにある漁師の家に接岸して昼飯の用意をしてもらった。この漁師は半月ほど前の夜中に前の小島に住んでいるフィリピン武装ゲリラに襲われ、有り金を全部盗られてしまったらしい。

                  
              こんなにも大きなアーチャ―フィッシュも釣れた。
カミハタ探検隊 248
2012年02月06日


         
              text & phot/神畑重三 協力/神畑養魚(株)

 危うくゲリラの住む島へ

あいにくパスポートは、ロッジに置いてきていた。ちょっとまずいかなと思ったが、そのことを言うと顔つきが一段と厳しくなって、パスポートの番号を思い出せと言うので「それは無理だ」と答えた。すると「所持品を見せろ」と、バッグの中をかき回して調べていた。だがその中の一人が「ピストルは持っていないだろうな?」と聞くので、とっさに「イエス、アイ ハブ ア ガン」と一言言って股間を指差す。と、一瞬ギョッとした顔をしたが、このジョークが分かったと見えて男たちは大笑いし、その後一変して和やかな雰囲気になった。

               
              次々といろんなナマズが上がる。
              光沢のある美しい体色だ。
カミハタ探検隊 247
2012年02月05日


         
              text & phot/神畑重三 協力/神畑養魚(株)

 危うくゲリラの住む島へ

せっかくここまで来たので、河口まで下ってみようということになった。下っていくにつれ、両岸にヤシの木がちらほら見え始めた。これは海が近くなった証拠である。ヤシと塩分には何らかの相互関係があるらしい。河口は入江になっていて前方2~3kmの所にこんもりと縁の木の茂った美しい小島が見えた。そこに上陸して、昼にしようとボートを進めていた。すると水上に建てられた屯所のような建物の所で停船を命じられた。目つきの鋭い4~5人の男たちが「どこへ行くのか?」と聞くので、「目の前のあの島へ行くつもりだ」と言うと、何を馬鹿なことをほざいているのかというような顔をして「あの島はフィリピン領でゲリラの巣窟だ。どこから来たのか」と聞くので、「日本からだ」と答えると「パスポートを見せろ。われわれはポリスではなく国境警備隊だ」と横柄な態度で指図した。

               
              鋭い歯をもつ、ハモに良く似た魚。
カミハタ探検隊 246
2012年02月04日


         
              text & phot/神畑重三 協力/神畑養魚(株)

 象の群との遭遇

辺りはもう日が陰ってきていたが、川岸にカヌーが1隻接岸していて、漁師たちが何かガヤガヤと騒いでいるので近づいてみると、何と岸辺の草むらに象の群れが水を飲みに来ているのだ。何とかカメラで撮ろうと恐る恐る接岸してみると、10mほど岸に上がった所に、木の間に見え隠れしながら小山のような巨体が5~6頭見える。
バリバリとすさまじい音をたてながら木を倒したり、葉っぱを鼻でしごいて食べたりしている。ツンと鼻を突くような刺激的な臭いが漂ってくる。恐いもの見たさに草むらの陰に隠れて3~4mくらいまで近づくと、小象を連れているらしく、こちらを見て「ファーン」と、象のトランペットと言われるあの甲高い音を出し、鼻を振り上げて威嚇して襲ってくる。慌てて逃げ、ドドッとボートの中へなだれ込んだ。
この島に象がいるとは聞いたこともなかったので意外であった。翌朝、明けると同時に、朝もやの中を昨日の刺し網を引き上げに行ったが、案の定網は影も形もなかった。やはり同業者に盗られたのだろう。

                
              帝王ゼミ。名前に恥じない大きな体だ。
カミハタ探検隊 245
2012年02月03日


         
              text & phot/神畑重三 協力/神畑養魚(株)

 世界3番目の大きさを持つボルネオ島は、
   珍しい魚、植物、動物の棲む魅惑の島。

この島を訪れたのは今回で5回目。特に、第1回目のチャーター機とボート乗り継ぎ何日もかけて訪れたスーパー・レッドアロワナの世界唯一の生息地メライ湖探索、第4回目の東カリマンタン(インドネシア領)のマハカム河上流のシマヤング湖に棲む世界唯一の淡水イルカ探索は強く印象の残るものだった。
この島は何度訪れても、その都度新しい発見と出会いがある。今回の旅でもまた新たなボルネオ大自然の神秘に出会えたのである。

           
              世界最大級の洞窟の入り口。民家も建っている。
カミハタ探検隊 244
2012年02月02日


         
              text & phot/神畑重三 協力/神畑養魚(株)

 キャッチ!黄金ナマズ

興奮覚めやらぬ間に体型がドラドのように全身黄金の鱗を持った魚も上がってきた。さらに銀色に輝くロングノーズバグルス(インディアンシャベルノーズ)も上がってくる。どれもこれも口の中に卵またはヨークサックをつけた仔をくわえているのだ。魚の百科事典みたいなパトリックもこれらの魚は初めてで、文献でも読んだことがないという。
残念ながら目的のサメはとうとう上がってこなかった。しかし、何としてでもサメを採りたいということで、ポートマンと相談して翌朝まで川中いっぱいに流し網を張ることにした。彼は明るい時間に網を張ると他の漁師に見つかって網ごと取られる危険があり、その可能性は50%以上だと言った。相談した結果、もし網を紛失した場合には、網の代金の50%を弁償するということで話をつけ、設置することに決定し、明朝引き上げることにして帰途に着いた。

              
        ナマズの口からヨークサックを         マウスブリーディングの魚。  
        つけた稚魚を発見。               口の中に稚魚をくわえて保護している。               
           
カミハタ探検隊 243
2012年02月01日


         
              text & phot/神畑重三 協力/神畑養魚(株)

 キャッチ!黄金ナマズ

突然ずっしりと重い確かな手ごたえがあった。引き上げて見るとなんと黄金色にキラキラと輝く見たこともない大型ナマズであった。新種に間違いない。ドッと皆の歓声が上がった。口の中の釣り針を外そうと口をこじ開けると、何とこのナマズ、口の中に卵をくわえているではないか。マウスブリーディングのナマズだ。現地ではマラリスと呼ばれているナマズだが、初めてお目にかかるナマズである。

                
               新種のナマズ!?見たことのない魚ばかりだ。
カミハタ探検隊 242
2012年01月31日


         
              text & phot/神畑重三 協力/神畑養魚(株)

 キャッチ!黄金ナマズ

ここに延縄を仕掛けることにする。餌は先ほど採ったばかりの手長エビである。仕掛け終わってから川岸の漁師の家に上がり、採った魚を料理してもらって腹ごしらえをする。パトリックが用足しに出ていったままなかなか帰ってこないので心配になって川まで見に行くと、彼は、「川の上の便所で用足しをしていたら、それを目掛けていろんな種類の魚が次々と集まってつつくので見ていて面白く、つい時間を忘れた。とにかくこの川は魚が多い。」とニヤニヤ笑いながら言った。さっそく先ほど仕掛けた延縄を引き上げに行く。網を上げていくと黄褐色の水の中から次々と魚が跳ねながら引き上げられてきた。ゴールデンスポットキャットフィッシュ、アーチャーフィッシュ、パンガシウスなどなど。アーチャー(汽水性)が採れたので水をなめてみたが、完全な真水だ。

しかし、お目当てのサメはなかなか姿を見せない。先ほどの漁師の所で、ヨーロッパから来た調査隊が淡水サメを釣り上げている大きな記念写真や、淡水のスティングレーのホルマリン漬けを見ているだけに意気込んだのだが、次々と上がってくるのは小物ばかりだった。

                
               手が青いテナガエビ
これが魚を採る餌。
カミハタ探検隊 241
2012年01月30日


         
              text & phot/神畑重三 協力/神畑養魚(株)

 野生のオランウータンとの出会い

約3時間のドライブでキナバタンガン川に着いた。我々のベースキャンプとなるログハウスは閑静な川沿いの林の中に4軒ほど建っていて、さっそく前の川で釣りを楽しんだ。ビッグノーズキャット、グリーンラスボラなど次々と釣り上げて歓声を上げていた。水質はpH7.0、GH2、HK4であった。翌朝6時起床。いよいよ今日の目的である淡水サメの捕獲に向かう。われわれの他にポートマンという中年で小柄だがたくましい筋肉質の男が同行した。

川は透明度ゼロの黄褐色の水だ。刺し網を仕掛けるポイントは、ログハウスの下流へボートで2時間程度降った所である。途中、両岸に生えている木の枝にはいろいろな種類のサルがいて、われわれを見つけてギャーギャー騒いでいるのが面白い。テングザル、サラベスモンキー、シルバーリーフモンキー、レッドリーフモンキーなどで、中でも漁師達の憎まれものはロングテールマカという「カニクイザル」である。このサルは漁師が川の中に仕掛けたエビを失敬して食べてしまうのだそうだ。

2mほどのワニが浅瀬で日向ぼっこをしているのに出会ったが、ボートを近づけても逃げようともしない。


                
               ワニが日光浴をしている。むやみやたらと川には入れない。
カミハタ探検隊 240
2012年01月29日


         
              text & phot/神畑重三 協力/神畑養魚(株)

 野生のオランウータンとの出会い

翌朝、また長いボートの旅を終えてミリーに帰着した。7日目にあたるこの日は、コタキナバルまで飛んで機を乗り換え、サンダカンに着く。空港でガイドのウデイ兄弟の出迎えを受け、休む間もなく目的地キナバタンガン川のログハウスに向かって出発した。
約1時間ほどは舗装道路で快適に走ったが、土道に入るとまた凄い土ボコリの悪路が続く。突然車が急停止した。ウデイが「オランウータン」と叫んで高い木上を指している。その木の上からオランウータンがじっとこちらを見ている。今まで4回もボルネオのジャングルに入っているが、野生のオランウータンにお目にかかるのは初めてである。
やはりこの東部は古くからのボルネオが残っているらしく、新種の発見が期待できそうである。

                
               キナバタンガン川を遡上する。
               ここではボートか小型飛行機が主な交通手段である。
カミハタ探検隊 239
2012年01月28日


         
              text & phot/神畑重三 協力/神畑養魚(株)

 世界3番目の大きさを持つボルネオ島は、珍しい魚、植物、動物の棲む魅惑の島。

この島を訪れたのは今回で5回目。特に、第1回目のチャーター機とボート乗り継ぎ何日もかけて訪れたスーパー・レッドアロワナの世界唯一の生息地メライ湖探索、第4回目の東カリマンタン(インドネシア領)のマハカム河上流のシマヤング湖に棲む世界唯一の淡水イルカ探索は強く印象の残るものだった。

この島は何度訪れても、その都度新しい発見と出会いがある。今回の旅でもまた新たなボルネオ大自然の神秘に出会えたのである。
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午後9時をまわって、ようやくカイアン族の村に帰りついた。長い1日であった。この村にはホテルのような泊まる所がないので、彼らの家に泊めてもらうことになったが、ベットや家具は何もない。土間にビニールシートを敷いた上に、ゴロ寝をして一夜を過ごすこととなった。こちらの夜半は冷え込むため、なかなか寝付けない。朝食にはジャコウネコが調理され、皿の上に山盛りになって出されていた。肉は少し硬いが、臭みもなくまずまずの味である。
カミハタ探検隊 238
2012年01月27日


         
              text & phot/神畑重三 協力/神畑養魚(株)

 ピナン族(吹矢族)とカイアン族(耳長族)を訪れて

手に取って見ようとすると慌てて止められた。先端の毒はジャングルの中に生えているキムトカリと言われる植物から採ったもので、ちょっとでも指に刺さるとすぐに指を切り落とさないと命を失うほどの猛毒だと脅された。彼らは50mほどの距離ならばほとんど的をはずすことがないという。実際に吹き矢を使ってみると、軽くフッと息を吹くだけで驚くほど遠くまで矢が飛んでいく。とにかくジャングルの中では強力な武器であるに違いない。
吹矢の青年にしろ、子供を抱いた女性にしろ、年齢を聞いてびっくり。皆10歳ほど若く見えるのだ。「ジャングルの中では何のストレスもない。それが彼らの若さの秘訣だ」と現地のガイドは言っていた。もう辺りはすっかり暗くなっていて、帰りを急がねばならなかった。

                
               猛毒の吹矢。2種類の形があり、
               精巧な彫り物がしてある。
カミハタ探検隊 237
2012年01月25日


         
              text & phot/神畑重三 協力/神畑養魚(株)

 ピナン族(吹矢族)とカイアン族(耳長族)を訪れて

山道を全速で車を走らせるが、さすがにこの辺りになると対向車はほとんどなく土ボコリの心配もない。辺りは陰って来て「どこまで走るのか」と心配し始めた頃、ようやくペナン族の村にたどり着いた。

村といっても茅葺の掘っ立て小屋が一軒あるだけである。ペナン族は20~30人ほどの小グループでジャングルの中を移動し、狩猟しながら暮らしている。だから小屋もほとんど仮住まいなのであろう。小屋の中から族長の弟という青年が出てきた。背が高くフンドシを着けただけの裸で、手には長い吹き矢の筒を持っている。2mほどの長い筒の先端に槍が付いていて、仕留めた獲物を殺せるようになっている。手にとって見ると意外に軽いのに驚く。

彼らの説明では、この筒は5cm角ほどの硬質のコクタンやアカシアの木を削って作るという。筒の真中に矢の通る穴をどうやって開けるのか、根気のいる仕事で、1本作るのにすご時間と手間がかかるらしいことは推測できる。腰に下げた筒の中には25cm程度の長さの矢が30本ほど入っていたが、それらは2種類あって、鳥用のものは先端が細く鋭く尖っている。もう一つの獣用は先端が三角の矢じりの型をしている。細かい彫り物までしてあって、まるで芸術品である。


                
               カイアン族の男性。見事な刺青だ。
カミハタ探検隊 236
2012年01月24日


         
              text & phot/神畑重三 協力/神畑養魚(株)

 ピナン族(吹矢族)とカイアン族(耳長族)を訪れて

村の1軒の家で荷物を置き、すぐさまここから1時間ほどかけてピナン族(吹矢族)の所へ行くことになった。この村で見かけるお年よりは男も女も耳長である。女性は腕に手の込んだ刺青をしているが、この刺青は部族によってその模様が異なるらしい。昔はこの部族にしてもイバン族、ダヤック族にしても首狩族で、敵の狩り取った首の数を胸に彫り込んで武勲の勲章にしたらしい。その他に悪魔よけ、病気よけの目的もあるという。しかし、誰もが皆見かけによらず友好的で、ニコニコしながら写真を撮らせてくれるので気持ちが良い。

                
カミハタ探検隊 235
2012年01月23日


         
              text & phot/神畑重三 協力/神畑養魚(株)

 淡水サメを求めて、

途中ですれ違うのは伐採した巨木を運ぶロングボディの大型トラックばかりで、出会ったら最後、しばらくは土ボコリで前が見えなくなってしまうほどで、マスクが威力を発揮する。アップダウンのあるジェットコースターのような道を約1時間ほど走ってやっとカイアン族(首長族)の村、LONG BEDIANにたどり着いた。車を降りるときには白いマスクがすっかり茶褐色に変色してしまっていた。村の入り口で、森の中で仕留めたらしい地の滴る猪の肉を重たそうに背負った兄弟に会った。やっと奥地に入ってきたなと実感する。

                
               すさまじい土ボコリの道。
               他の車とすれ違うとしばらく前が見えない
カミハタ探検隊 234
2012年01月22日


         
              text & phot/神畑重三 協力/神畑養魚(株)

 淡水サメを求めて、

この探検は私とシンガポールの友人のパトリック、部下の後藤、鈴木の計4名のチームで決行した。シンガポールからクチンで乗り換え、第1の目的地であるサラワク州ミリーに着いたのは出発してから2日後の昼過ぎであった。このミリーはブルネイの国境までわずか50km足らずで、この辺りには有名なブルネイのベタ・マクロストマが棲んでいると言われる。しかし、目的を優先させるためベタの採集は残念ながら見合わせた。

翌朝ボートの発着場に着いて驚いたのは、ボートの大きさとデラックスさである。新幹線の「ひかり」のスマートな流線型で、定員50名の大型ボートだ。おまけにクーラーまで付いている。というのも、このサラワク川の奥地はジャングルで、道というものはほとんど無く、交通手段としてはボートか小型飛行機に頼るしかないのである。川の水は黄土色で透明度はゼロに近い。途中マルギーという所でボートを乗り換え、また上流を目指した。両岸にはうっそうとしたジャングルが続いているだけの単調な風景が限りなく続く。

約5時間の船旅を終えて、やっと目的地タナウに到着した。人家が4~5軒しかない小さな船着場だ。ここまでジープに乗り継ぎ、3~4時間かけて目的の奥地の村に行くことになった。出発前に全員に外科医が使うような大きなマスクが支給された。道中、土ボコリがすごいからだと言う。


                 
カミハタ探検隊 233
2012年01月21日


         
              text & phot/神畑重三 協力/神畑養魚(株)

 淡水サメを求めて、

今回の探検隊の目的は、東ボルネオのキナバタンガン川に短いシーズン中だけしか姿を見せないという淡水サメのリサーチであった。ボルネオ島は、太古の昔アジア大陸と陸続きで、ボルネオ南西部に位置するカリマンタン地区の魚は基本的にタイのメコン川とほぼ同じであるといわれている。しかし、北東部に位置するボルネオのサバ州の一帯は、カリマンタン地区とはまったく違うオリジナルの古代ボルネオ固有の魚が見られるという。有名な「ラフレシア」という世界最大の花もこの地方だけにしか生えていない。

                 
               淡水ザメの棲む、キナハランガン川。
               透明度はほとんどない。
カミハタ探検隊 232
2012年01月20日


         
              text & phot/神畑重三 協力/神畑養魚(株)

 世界3番目の大きさを持つボルネオ島は、
   珍しい魚、植物、動物の棲む魅惑の島。

この島を訪れたのは今回で5回目。特に、第1回目のチャーター機とボート乗り継ぎ何日もかけて訪れたスーパー・レッドアロワナの世界唯一の生息地メライ湖探索、第4回目の東カリマンタン(インドネシア領)のマハカム河上流のシマヤング湖に棲む世界唯一の淡水イルカ探索は強く印象の残るものだった。

この島は何度訪れても、その都度新しい発見と出会いがある。今回の旅でもまた新たなボルネオ大自然の神秘に出会えたのである。
カミハタ探検隊 231
2012年01月19日


      
           text & phot/神畑重三・冨田弘樹・宮本雅彰 協力/神畑養魚(株)

  「9月22日」
   ジャングル紀行の夢は尽きない 

この日はA島に飛行機で戻ることになる。例によってエンジンがかかると、機内はモウモウとした水蒸気に包まれてしまう。1度経験しているもののあまり気持ちのよいものではない。無事にジャカルタを経由してシンガポール行きのSQに乗り込んだ。機内パトリックと次の採集旅行について話し合ったが、彼はミャンマーの北部のインドとの国境近くにあるIndawgji湖には未発見の魚が数種棲息しているので、一緒に行こうと誘われる。この湖については、昨年のミャンマー紀行の時世話になったウォン中佐からも同じような興味のある話を聞いていた。中佐は、もし行くのであればこの地区の司令官が自分の友人であるので、車や宿は彼の協力を得るように頼んであげると言ってくれている。何とか実現したい。まったく、ジャングル紀行の夢は尽きることがないのだ。(おわり)

                 
               マーケットの中の金魚屋さん。。
カミハタ探検隊 230
2012年01月18日


      
           text & phot/神畑重三・冨田弘樹・宮本雅彰 協力/神畑養魚(株)

  ヤモリを餌にアロワナ釣り 

ホテルの池にアロワナがいるというので、夜間は釣りをする事になった。餌は何にしようか皆と相談の結果、アロワナの食性から考えて、部屋の天井や壁に張り付いているヤモリを餌にしてゆっくり水面を流していくと、直ぐガツンと当りがきた。ライトに照らされて40cmのグリーンアロワナが、銀色の鱗をキラキラさせながら水面で激しくジャンプする。鱗には大きな2つのグリーンスポットが入っていて、一般に市販されている養植物のグリーンアロワナと同じ種とは思えないほど魅力のあるすばらしい個体であった。

                
             アーモンドスネークヘッドの稚魚。